ICL手術を受けた体験談【費用・流れ・術後の生活をリアルに解説】

ICL

ICLとは何か

ICLとは**眼内コンタクトレンズ(Implantable Collamer Lens)**のことで、眼内にレンズを挿入することで視力を矯正する手術です。レーシックのように角膜を削らないため目への負担が少なく、近年注目を集めている視力矯正手術です。

私が受けたのは正確にはICLの一種であるアイクリルという種類です。本記事ではわかりやすさのためICLと表記しています。

ICLを受けようと思った理由

私の趣味は筋トレ・サッカー・フットサルとスポーツが多く、コンタクトをしながら運動することに限界を感じていました。

  • 激しい動きでコンタクトがずれる
  • 汗や水でコンタクトが乾燥する
  • 運動中にゴロつきが気になる

こういったストレスが積み重なり、根本的に解決したいと思ったのがICLを検討し始めたきっかけです。

また日常生活でも煩わしさを感じていました。

  • 1dayと2weekのコンタクトを使い分けており、残量管理が面倒だった
  • 寝る前にテレビを見る時はメガネをかけ、寝る時には外す動作が地味に煩わしかった

これらすべてから解放されたいと思い、ICL手術を決意しました。

クリニック選びのポイント

クリニック選びで重視したのは価格と通いやすさの2点です。

ICL手術は術後も複数回検査で通う必要があることを事前に調べて知っていました。そのため手術費用だけでなく、何度も通える距離かどうかを重視しました。都内の有名クリニックも調べましたが、通院のことを考えて地元の眼科を選びました。

費用について

ICL手術の費用は以下の通りでした。

項目費用
術前検査(手術2ヶ月前)22,000円
手術費用(乱視あり)538,000円
術後検診(1ヶ月後まで)2,200円×複数回

参考:乱視なしの場合は約49万円でした。乱視の有無で費用が変わるので、事前の検査でしっかり確認することをおすすめします。

術前検査は手術の約2ヶ月前に行い、目の状態を詳しく調べます。この検査結果をもとに手術の可否や適切なレンズを決定します。

なお術後1ヶ月後までの検診は保険適用外のため、診察と感染症予防の目薬代として都度費用がかかりました。半年後の検診からは保険が適用されます。

術前の準備

手術前に注意されたことは主に2つでした。

  • 目を清潔に保つこと
  • 処方された目薬を毎日点眼すること

特に難しいことはなく、日常生活を送りながら準備できました。

手術当日の流れ

受付〜手術前

  1. 受付後に手術の流れについて説明を受ける
  2. 手術費用を事前に決済する
  3. 専用の待合室に移動
  4. 麻酔用の目薬を点眼して待機

手術室での流れ

準備が整ったら歩いて手術室に入ります。手術台に横になると目が閉じないように器具が装着されます。これが初めての経験だったので若干緊張しました。

専用の液で目を満たした状態で施術が行われ、片目ずつ手術します。

手術時間

時間
1眼目約5分
2眼目約4分
合計10分以内

両目合わせて10分もかからないことに驚きました。

痛みについて

麻酔の目薬を使用しているので強い痛みはありませんでしたが、1眼目は若干痛みを感じました。2眼目はほとんど痛みを感じませんでした。自分自身の慣れと医師側の慣れもあったと思います。

術後の経過

手術直後

視力自体はすぐに回復しているのを実感できました。ただ術後2時間ほどは涙が止まらない状態が続き、少し不安になりましたが自然に落ち着きました。

また感染症予防の目薬を点眼する際に若干の痛みがありましたが、翌日には痛みはなくなっていました。

術後1週間の症状

  • 光の点がぼやけて見える(ハロー・グレア現象)
  • 普段の光量が若干眩しく感じる
  • 画面を長時間見ると疲れやすい

これらの症状は1週間ほどで自然に慣れていきました。

仕事への影響

術後3〜4日は目を酷使しないよう指示されたため仕事を休みました。実際にその期間は画面を見続けると疲れやすさを感じていましたが、1週間後には視力が回復した実感だけがあり他の症状は感じなくなりました。

スポーツ再開のタイミング

スポーツ再開時期
汗をかかない筋トレ術後約3週間後
サッカー・フットサル術後約1ヶ月後

スポーツ好きとしては早く再開したかったですが、目の回復を優先して我慢しました。

術後の通院スケジュール

時期内容
手術翌日経過確認
1週間後経過確認・目薬の追加処方
1ヶ月後経過確認
半年後経過確認・視力検査

術後の目薬・ケアについて

術後1週間ほどは3種類の目薬を1日3〜5回点眼する必要がありました。頻度が多いため1週間後の検診時に追加で処方してもらいました。

印象的だったのはそのうちの1種類が遮光冷蔵保存が必要な目薬だったことです。点眼のたびに冷蔵庫から取り出しに行く必要があり、1日に何度も冷蔵庫を往復していたのが今でも記憶に残っています。

また眼科から以下のものも購入しました。

  • 目薬を差した後に垂れてきた液を拭く専用のコットン
  • 保護メガネ(術後1週間ほど着用)

保護メガネは就寝時も含めて1週間ほど着用し続けました。慣れない保護メガネでの生活は少し大変でしたが、目を守るために必要なケアだと感じました。

ICLを受けて1年半後の感想

手術から約1年半が経過した現在も両目とも視力1.5〜2.0をキープしています。

やってよかったと感じている理由はこの3つです。

①見え方が常に一定 コンタクトをしていた頃は「今日は見やすい」「今日はゴロつく」という日によるムラがありましたが、ICL後は常に安定して見えています。

②コンタクト管理から解放された 1dayと2weekのコンタクトの残量管理・使い分けのスケジュール立てから完全に解放されました。

③日常の煩わしさがなくなった 寝る前のメガネのかけ外しという地味な動作がなくなり、日常生活がシンプルになりました。

現時点で後悔していることは特にありません。

ICLをおすすめする人

以下のような方にICLは特におすすめです。

  • スポーツや運動が趣味でコンタクトのストレスを感じている方
  • コンタクトの管理が面倒になってきた方
  • 視力矯正を根本的に解決したい方
  • レーシックに抵抗がある方(角膜を削らないため)

まとめ

ICL手術は費用こそ高額ですが、それに見合う効果を実感しています。手術時間は10分以内と短く、術後1週間もあれば日常生活に支障はなくなりました。

スポーツが趣味でコンタクトに悩んでいる方や、日々のコンタクト管理から解放されたい方にはぜひ検討してみてほしい手術です。

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